2020年5月7日の横越の畑です。
この日は少し風があり、伸びたフロローサの花が風に揺られていました。
この「フロローサ」は、ビリディフローラに分類される品種で花弁の下に少し緑が残ります(残り具合いは個体差アリ)。黄色っぽい蕾がだんだん白くなり、開花しながらピンク色が出てくるという、なんともドラマティックな変化を楽しめる品種でもあります。
晩生品種のフロローサが咲くと、チューリップシーズンも最終盤。こうして畑でチューリップを見れるのも、花を摘ませてもらうのも、これが今年最後になります。
にいがた花絵プロジェクトのメンバーで畑の1/3ほど花摘みをさせてもらいましたが、少しだけ摘んだ花を分けてもらいました。
こうして花摘みされたチューリップはこれから球根を育て、そして来春にまた私たちの目を楽しませてくれることでしょう。
ちょっとだけ動画も撮影したので、雰囲気を楽しんでくださいね!(約1分)
こうして黒埼、河渡、小合、紫雲寺、横越とあちこちの圃場で今年もたくさんのチューリップ達に出会いました。
今年は残念ながら新型コロナウィルスの影響で、圃場や公園などへ出かけることも憚られる春でした。それでも少しでも、画面を通してチューリップたちを楽しんでくだされば幸いです。
このフロローサで2020年の「にいがた春畑だより」の更新は終了です。
そして、来春には皆さんにもっとチューリップを楽しんでもらえたらと願わずにいられません。また、来年お会いいたしましょう!